不安な気持ちはどうしたらいいの?
不安な気持ちはどうしたらいいの?
こんにちは。
四月、新しい季節
新しい学校に新しいクラス あるいは 新しい職場や新しい部署へ
サクラが舞う春の陽気に フレッシュなキラキラの笑顔✨
いかにもいい季節ね~という世間の雰囲気を感じれば感じるほど
それとは裏腹に心の内は緊張で張りつめ、いっぱいいっぱいで
不安でしょうがない という人も少なくないのではないでしょうか
もし、あなたが毎日不安な気持ちを抱えながら
なんとか自分を奮い立たせ、今日も頑張って家を出たという状況ならば
ほんとにしんどいことでしょう。
泣きたい、逃げ出したい気持ちをぐっと堪えながら
このページに辿りついてくださったなら、ありがとうございます。
この不安な気持ちを何とかしたい
どう対処したらいいんだろう?って思いますよね
私たちが感じる不安というもの
これは誰もが感じる気持ちです
まずはなぜ不安な気持ちになるのか
その原因から見ていきましょう
その上で、不安にどう対処していけばいいのかを考えていきたいと思います。
人はなぜ不安になるのか?
そもそもなぜ不安になるんだろう?
どうしたら不安はなくなるんでしょう?
・予測できないことへの恐れ
人は未来を考えた時、例えば転職や受験、病気など
予測できないことに恐れを感じます
これは、今までに経験をしたことがない
不確定な未知の事へと向かっていくときに
一体何が起こるのか予測ができない
どんなことが待ち受けているのかわからない
そこにはひょっとしたら危険が待っているかもしれない
だから用心しなさいよー
と危険から自分の命を守ろうとする生存本能が働きます。
それに身体は反応して鼓動が早くなってドキドキ、
緊張モードにスイッチオン! というわけですね
・過去の失敗やトラウマなどが影響
過去の経験からくる不安という場合もあります
これは、一度経験したことがあっても、その体験が良い経験として記憶されず
うまくいかなかった 失敗した など
大きくショックを受けたり落ち込んだ気持ちを一緒に思い出すので
再び恐れを感じてしまう
また、同じことが起きるのではないか
同じ辛い思いをするのではと思ってしまう
より想像できてしまうからこそ不安も大きくなりやすいかもしれません
・自信のなさや自己肯定感の低下
自分になかなか自信がもてない 自己肯定感が下がっていて
それが不安を引き起こすことにつながっている場合もあります
自己肯定感というのは日本人は特に低い人が多いと言われていますね。
自信が持てない 自分が自分を信用できない
そんな状態で進んで行かなければならないのですから それは不安ですよね
不確定な未来に立ち向かっていくのには
その不安に打ち勝って進む勇気が必要となります
・身体的な要因 ホルモンバランスや睡眠不足
睡眠不足や生活習慣の乱れなどから不調であったり、
また年齢や周期的なホルモンバランスが崩れているなど
身体的な要因の場合も考えられます
このように原因はいくつか考えられますが
どれも自分が自分自身の
命を守ろうとする生存本能が働いているということですよね。
不安に対する「考え方」の対処法
不安になる原因や理由がわかったところで
次は不安に対してどのような対処法があるか
まずは考え方、捉え方から見ていきましょう
・不安は悪ではない
不安は本能的な命を守るための反応なのだと考えるとどうでしょう?
そうか、不安は出てくるもので 不安はあっても仕方ない
そして、その不安だった未来が現実として経験し終わったら
結果、危険ではなかったな もう安心だ
でもまた次の未来に、未知の体験に向かうときは
再び 「ドキドキ 不安だ~」 を繰り返すことになります
この不安 自分を守るためのセンサーみたいなものですよね
不安はみんなにあるもの あってもよいものって少し思えてきませんか?
決して悪い物ではなく 自分を守ろうとしてくれている潜在意識下の見方なのだと考えたら
必要な反応でむしろ感謝したいくらいです
・完璧を求めすぎない
ちゃんとやらなきゃいけない
うまくできないとどう思われるだろう
失敗したらどうしよう
私たちはつい 無意識のうちに 自分で完璧を求めてしまいがちです
うまくやらなければとあれこれ考えすぎて、自分でハードルを上げ、
かえって不安が大きく膨らんでしまう
始められない 身動きがとれなくなって苦しい となってしまいます
そこを、「7割ぐらいの出来でいいから、とりあえずやってみよう」 と思えたら
ぐんとハードルが下がりますよね
また、少しのミスが自己否定につながってしまう時もあります。
たとえ 成果が出ても まだまだこの程度ではダメだ と思ってしまう
まずは自分の考え方の癖に気づくことは
大きな一歩となるのではないでしょうか
7割できればOKと思うことで行動しやすくなります
成長は少しずつ積み上げていくもので十分 一つずつひとつずつで大丈夫
そして人は 他人の完璧には興味ありません
自分が思っているほど周りの人は自分の事に注目していない
失敗したって命を奪われるほどではないといういことです
大丈夫です
・自分を責めない 感情を否定しない
私たちは自分の失敗やミスにとても敏感です
特に誰に指摘された訳でもないのに
うまくいかなかったことにとても落ち込んだり、
自分はダメだなあと感じて自分を責めたり
他人と比べて自分が劣っているように感じて自己否定します
謙遜が美徳とされる文化で育った私たちは
自分を認めるということを今まであまり経験していないのが
大きい要因のようにも感じます
優秀でなければ、できる人でなければ
ダメな自分には価値がない
役に立てなければここにいていいとは思えない
そんな風に感じることもあるのではないでしょうか
自分を責めてしまう事で落ち込み、自信をなくし
行動が止まってしまいます
そしてさらに不安や自己否定へつながってしまう
自分で自分を責めているということに
なかなか気がついていない場合も多いのではないでしょうか
自分がそんな気持ちになっていることにまず気付きましょう
「ああ、またミスをしてしまった。自分はやっぱりダメだな」と思ったら
ダメだと感じている自分がいることに まず気づく
そう感じていることを否定せず、自分に優しい言葉をかけてあげましょう
「大丈夫だよ」自分を責めなくていいよ
行動した事実と頑張ろうとした気持ちは否定せずに自分を認めてあげてください
・不安に対する「行動」の対処法
できるだけ危険回避するために いろいろ考えシュミレーションし、
できる対策を取ってしっかり準備することで
不安が軽減される場合もあるでしょう
でも考えすぎてしまうことで不安がどんどん膨らんでしまうという場合は
一旦考えることを止めることです
止める方法は行動すること
些細なことでよいので、自分ができることをやってみましょう
目の前の自分が取っている行動に集中することで
頭の中でグルグル考え続けることを止めることができます
悩んだら筋トレしろ という話もよく聞きますね
身体を動かすことは効果的だと言われていますし、考えて脳だけが疲労すると
夜眠りずらくなることもあるので、身体を動かすことで睡眠の質を上げることも期待できます。
メンタルヘルスという言葉もよく聞くようになりました。
ストレスがたまりすぎと感じたら自分で取れる対策は
いろんなところで紹介されています
・気持ちを紙に書き出したり、日記を書いて「見える化」してみる
・日光浴、散歩や軽い運動をする
・誰かに話してみる(友人、カウンセラー、SNSなど)
・呼吸法やマインドフルネスを取り入れる
・生活習慣や食事を整える
など
まとめ
ここまで不安について考えてきました
不安になる原因については
不安は生き残っていくために備わった生存本能が働いているということがわかりました
不安はあっても未来へ進んで行くために
考え方の対策方法として
不安は悪いものではなく、むしろ必要な反応であると捉える
完璧を求めずに、とりあえず7割の出来でやってみようと思うことで
ハードルを下げ行動しやすくなります
自身の不安な気持ちに気づいて、感情を否定しない
自分を責めずに肯定してあげましょう
危険回避のためにあれこれ考えすぎた時は
行動的な対策として
なにかちょっとでもできることをする
行動に移すことで不安が膨らむのをストップできることもわかりましたよね
不安な気持ちとどう上手に付き合っていくか
自分に合う方法を見つけていくことが大切かと思います
ひとりで否定的な気持ちを抱え込まずに 感情を外に出しましょう
方法はいろいろあります
大丈夫です あなたは一人ではありません
ここまで つらくても苦しくてもあなたの人生を歩いてきたのは
他の誰でもない あなた自身です
不安な時はそれを思い出してくださいね 応援しています
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