ゲシュタルトの祈り
ゲシュタルト療法で知られる
精神科医フレデリック・S・パールズ氏がその思想を盛り込んだ詩です。
(原文)
I do my thing, and you do your thing. I am not in this world to live up to your expectations, And you are not in this world to live up to mine. You are you, and I am I, and if by the chance we find each other, it’s beautiful. If not, it can’t be helped.
私は私のことをする。あなたはあなたのことをする。
私はあなたの期待に応えるためにこの世に生きているわけではない。そして、あなたも私の期待に応えるために生きているわけではない。
私はわたし。あなたはあなた。
もしも偶然、私たちがお互いを見つけられたら、それは素敵なことだ。
もしも触れ合えないとしても、それは仕方のないことだ。
心にじわあぁっ~っと沁みてくる言葉だなあと
初めて読んだ時に感じました。
今ここに、自分に意識を向ける
そしてそれ以上は仕方のないこと。
否定的に諦めるのとは違って
自分にできることとそうでないことに分けて考える
そうすると執着せずに、
自分の力でどうにかできることではない
しかたがないと手放せる
そんなところでしょうか。
自立型支援方法(自立を促す14の習慣)
9.過去と他人は変えられない、人はみな違うことを知っている
という項目があります。
私たちは自分の思いが強いとつい、どうにかして相手を変えたいと思ってしまいます。
どうして?と執着してしまいます。
でも、人は変えようとしても変えられません。
もしも、私たちの心が触れ合えたなら素敵です。
そうなれるように自分には何ができるかな?
もし、私たちの心が触れ合えなくても、それは 仕方のないこと。
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